【Google Pixel Buds 2020】フィット感を意識したデザインが魅力的。Androidユーザーと相性がよくGoogleアシスタントなどの連携面もバッチリ

待ちに待ったGoogleの新型完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds」を発表。発売日は2020年8月20日、価格は20,800円とお高め。「OK Google」でGoogleアシスタントを即座に起動できる。アシスタントに頼りっぱなしの私にとっては嬉しい機能。

ただ他メーカーと比較するとバッテリー持ちなど劣っている部分があり、それらを詳しく紹介していく。まぁ、どちらにしても私は購入するだろう。

Google Pixel Buds 特徴

  • フィット感を意識したデザイン
  • ペアリングがスムーズ
  • 敢えて外音を取込む仕様
  • 迫力のサウンド
  • マイク性能のすばらしさ
  • デメリットはバッテリー性能

■フィット感を意識したデザイン

一見メントス?のようだが、AirPods Proのように耳からはみ出ることなく、すっぽり耳に収まるデザイン。この丸みは、数千人の耳の形をスキャンして作られたため、万人に合うフィット感を実現している。イヤーチップも3種類あり、より自分の耳に合ったイヤホンとなる。

海外レビューサイトを見ても着け心地の評価は極めて高く、寝るときに着けていても違和感がないと言われている(耳への影響を考慮して寝る時ぐらいは外しましょう)。それだけフィット感を意識したデザインとなっている。

そしてそのフィット感がより安定するようにイヤーピースの後ろにスタビライザーを付けている。これにより耳からの落下を防止している。

AirPodsはイヤホンから飛び出ている棒?部分をつまむことで次の曲に進むなどコントロールできるが、本製品のGoogle Pixel Budsは、丸み部分のタッチセンサータップ、ダブルタップ、トリプルタップ、スワイプなどでコントロールできる。少し触っただけでは反応しなく、意図しない操作を防いでくれる。

■ペアリングがスムーズ

Google Pixelスマホを持っていれば、Pixel Budsをケースから出すだけでペアリングが完了する。わざわざスマホのBluetooth画面でペアリングする必要がなく、毎日通勤や仕事場で使う際に重宝する。もちろん他のAndroidスマホやiPhoneなどと繋ぐときもケースにあるボタンを数秒押し続けることで即座にペアリング可能。Google Pixelスマホを持っていなくてもスムーズに繋がる。

OK Google」と喋れば即座にGoogleアシスタントに繋がり、お気に入りのプレイリストを再生することも可能。スマホをいちいち出さなくてもよいのは素晴らしい。ランニング時に役立ちそう。ちなみにIPX4規格の防水性能なのでにわか雨くらいであれば余裕で防いでくれる。

■敢えて外音を取込む仕様

これは賛否両論分かれるが、意図的に外音を取込む仕様となっている。他メーカーが外音を遮断するためにアクティブ・パッシブノイズキャンセリングを搭載しているが、Pixel Budsは敢えて外界の音を取込む通気口を用意している。

外で使用する際、車の音などが聞こえないと事故になる恐れがあり、いつどんな時でも外音を取込む仕様を選択したのだろう。なのでノイズキャンセリング機能は付いていない。

■迫力のサウンド

12mmダイナミックドライバー採用でパワフルな低音が特徴的。中高音も出ていないわけでなく、全体的なバランスも問題ない。低音を求めているユーザーにはおすすめでき、迫力のサウンドを体験できる。

■マイク性能のすばらしさ

内蔵センサーとマイクにより、外音と自分の声を分離して音声のみをクリアに伝えるGoogle独自の機能を備えている。これにより、通話だけでなくテレワークでも活躍してくれること間違いなし。相手に不快な音を届けたくないという方にはおすすめできる。

■デメリットはバッテリー性能

デザインが素晴らしいだけに、本体の連続再生5時間と少なめなのは残念。最近の完全ワイヤレスイヤホンであれば8~10時間再生できる。毎日充電すれば良いだけだが、バッテリー残量を気にし続ける必要があるので少しストレスになりそう。ちなみに充電ケースには20時間分の電力を溜められる。これも他製品と比べて少なめ。

私が愛用しているNUARL製品はイヤホン本体のみで10時間くらい持つので、出来なくはないのかなと…

まとめ

Googleの初代Pixel Budsはオススメできるものではありませんでした。音質や機能面でAirpodsに完敗していたからです。ですが本製品「Google Pixel Buds」は過去の悪い点を払拭できるだけの機能を有しています。日本では発売が遅れていおり、やっと発売というイメージです。

Androidユーザーと相性が良く、ペアリングやGoogleアシスタントなど直ぐに繋がる機能はストレスから解放され、病みつきになる使用感となるでしょう。