JVCから完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC90T」を発表。発売日は8月下旬であり価格は20,000円前後。12mmのドライバーユニットを独立音響チャンバーを採用し、”重低音”を強化したフラッグシップモデルとなる。
また、イヤホン本体のみで連続再生15時間、充電ケース込みで約45時間と素晴らしバッテリー性能を誇っている。それでは特徴も含めて本製品を紹介する。
HA-XC90T 特徴
- 12mmドライバーによる迫力ある重低音
- 連続再生15時間のバッテリー性能
- IP55の防塵防水性能
- 安定したワイヤレス接続性能
- 高音質のコーデックaptX対応
■12mmドライバーによる迫力ある重低音
JVCの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)では最大となる12mmのドライバーユニットを搭載。また、独立音響チャンバーをユニット背面に設置することで、バッテリーや基盤から隔離しリアルな重低音を可能にしている。
この独立音響チャンバーはトルネード状にダクトを形成したエクストリームトルネードダクトを配置。このダクトにより振動板を適切にコントロールし、キレのある重低音を実現。さらに、エクルソリームディープバスポートを組み合わせることで低音再生能力をさらに高め、深みのある重低音を実現。
JVCのフラッグシップでは毎回「重低音」を意識した製品を導入しており、本製品も期待できるが、前作からどのくらい進化しているのか気になるところ。本サイトで製品発売後にレビューする予定。
■連続再生15時間のバッテリー性能
大容量バッテリーを搭載し、本体のみで約15時間の連続再生を可能にしている。また、10分の充電で約1時間30分再生が可能。急速充電対応は地味に嬉しい。
さらに充電ケース自体に約30時間再生するだけの電池容量があり、イヤホン本体と合わせると約45時間という長時間再生が可能。通勤通学での使用であれば、約1週間は充電しなくても問題ない。
※注意:高音質コーデックの「aptX」の場合、連続再生時間が少なくなることがある
■IP55対応の防塵防水性能
スポーツ時に使う際、この防塵防水性能は必要不可欠であり本製品はIP55を満足している。これにより、空気中の塵(ちり)などが侵入したとしても機器の動作に影響はない。また、シャワーを浴びながら音楽を聴けるくらい防水性能は高い。スポーツ時はもちろんのことジムでシャワーを浴びているときもイヤホンのことを気にしなくてよい。
汚れたら水でジャブジャブ洗えば、いつでも清潔に保てる。環境を選ばず、清潔に保てるのもHA-XC90Tを購入する理由にしても良い。
■安定したワイヤレス接続性能
Bluetooth5.0だけでなく左右独立伝送により音途切れに強い。また、Qualcomm TrueWireless Stero Plusに対応したことで、より音途切れに強くなり都心の電車でもストレスなく使える仕様。
■高音質のコーデックaptX対応
端末からイヤホンに音楽を伝送する際にデータを圧縮して送信するが、この「aptX」という圧縮方式であれば、高音質で音楽を再生することが可能。電池が減りやすく連続再生時間に影響が出るというデメリットもあるので注意。
端末とイヤホンがどちらもaptXに対応していないといけないため、自分の端末の仕様を事前に確認することを忘れずに。
コーデックについてはこちらの記事を見て頂きたい↓
【SBC/AAC/aptX/LDAC】どのBluetoothコーデックが遅延・音質において優れているのか
HA-XC90T スペック
製品名 | HA-XC90T |
Bluetooth | Ver.5.0 Class 1.0 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
連続再生時間 | 約15時間 |
最大再生時間 充電ケース込 | 約45時間 |
重量 | 片耳:10.3g 充電ケース:135g |
付属品 | イヤーピース:S/M/L各2個 USB Type-C ケーブル 充電ケース |
発売日 | 2020年8月下旬 |
価格 | 20,000円前後 |