iBassoからフラッグシップイヤホン「IT07」を発表。発売日は11月13日、価格は99,000円(税込)となります。
7つのドライバを搭載した高級モデルであり、各音域毎が邪魔することなく質の高い音を奏でてくれます。-30dBの遮音性を可能にしたフィット感も特徴の一つです。
各音域専用の7つのドライバを搭載
約10万円するフラッグシップだけあり、7つのドライバーにより各音域で解像度の高い音質を実現しています。6つのバランスドアーマチュア(BA)ドライバーと1つのダイナミックドライバで構成されています。
超高音域・中高音域・中音域にはそれぞれ2基のKnowles社製BAドライバが搭載されています。
■「低音域」:高磁力マグネット ダイナミックドライバ
IT07のダイナミックドライバは高磁力マグネットを搭載し、正確かつレスポンス良く振動板を駆動します。これにより、クリアで重みのある低音を実現しています。
■「超高音域」:30017 デュアルBAドライバ
非常に高い解像度と高周波を備えており、クリアな音を実現します。40,000Hzの超高音域サウンドはこの2基ドライバで成り立っています。
■「中高音域」:31785 デュアルBAドライバ
自然で柔らかい中高音が特徴となります。
■「中音域」:30989 デュアルBAドライバ
異なるボーカル音をありのまま再現します。男性の場合は芯の強さを感じさせ、女性の場合は甘く、セクシーに感じることができます。
-30dBの遮音性を実現した人間工学デザイン
IT07は、iBasso製イヤホン伝統の耳型データベースの人間工学デザインを採用しています。フィット感に優れ、-30dBの遮音性を実現しています。
音楽への没入感を高め、低音域が抜けることなくしっかり伝わるイヤホンとなります。
ドライバの音を効率よく伝達する音響構造
7つのドライバを搭載しても、音の伝達が悪いと宝の持ち腐れになります。IT07は「アコースティックダクトルート構造」を採用し、ドライバから出る音を効果的に伝達します。
歪みを抑制し、各ドライバーのサウンドを損ねることなく統合し耳に届けてくれます。
理想の音を追求する長期間のチューニング
IT07は開発発表から2年以上の月日を経ています。ミュージックプレイヤーやイヤホンにおいて高い評価を得ているチューニング技術がIT07に惜しげもなく盛り込まれています。
シルバー925導体リッツケーブル
付属のMMCX/2.5mmバランスケーブルは、米国から輸入したシルバー925導体の54コア-リッツケーブルを採用しています。音域の分割と解像度を一層向上させます。
また、同じケーブルを使用した2.5mmバランス to 3.5mmシングルエンドアダプターを同梱しています。
iBasso IT07 スペック
製品名 | iBasso IT07 |
ドライバ | BAドライバ×6 ダイナミックドライバ×1 |
周波数帯域 | 5~40,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
感度 | 108dB |
遮音性 | -30dB |
ケーブル長 | 1.2m |
重量 | 片耳:6.5g |
発売日 | 11月13日 |
価格 | 99,000円(税込) |
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