Hi-Unitから凛として時雨のピエール中野氏がチューンした有線イヤホン「HSE-A2000PN」を発表。発売日は1月21日、価格は3,600円(税込)となっています。
ピエール中野氏が音質チューニングしたイヤホンの第二弾であり、超低価格を実現しています。web会議などでも使えるようマイク付きの点も汎用性があります。
目指したのは心地よくなるイヤホン
ピエール中野氏は、従来機であるHSE-A1000PNを軸にしつつ聴き心地と没入感を進化させています。「聴けば聴くほど心地よくなるイヤホン」を目指しており、低音域のバスドラムとベースの生々しさを向上させ、高音域は解像度を高めたクリアな音に仕上がっています。
周波数帯域は5~40,000Hzと広範囲であり、ハイレゾに対応しています。ハイレゾ音源で聴くことが多いコアなユーザーにもオススメな超低価格イヤホンです。
ベースモデルとの違い
ベースとなる「HSE-A2000」との違いは以下の通りです。本当に3,600円なのか疑問に思うほど凝った製品となっています。特にタッチノイズを軽減するクリップだけでも何百円しますし、キャリングケースも付属されています。
- ピエール中野氏のチューニングによるサウンド
- 1ボタンタイプのリモコンマイクを追加
- ケーブルのタッチノイズを軽減するためのクリップが付属
- ケーブルの断線を防止するために、オリジナルデザインのキャリングケースが付属(HSE-A2000は付属ケースなし)
- オリジナルデザインのパッケージを採用
- 付属のイヤーピース3サイズ(XS/S/M)にLサイズを追加して4サイズ(XS/S/M/L)に拡充
逆にベースモデルとの共通点は、グラフェンコート振動板を採用したφ8mmダイナミック型ドライバーや、アルミ削り出しのハウジングとなります。
カラーは、ガンメタリックとピンクの2種類展開であり高級感のある仕上がりが特徴です。
HSE-A2000PN スペック
製品名 | Hi-Unit HSE-A2000PN |
ドライバー | グラフェンコート振動板 φ8mmダイナミック型 |
再生周波数 | 5~40,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
音圧 | 92dB |
最大入力 | 5mW |
重量 | 10g |
発売日 | 1月21日 |
価格 | 3,600円(税込) |
ピエール中野氏のコメント
大切なことなので、繰り返し何度でも伝えます。
音楽をレコーディングする現場では、より良い音を届けるために計り知れないほどの労力と技術と時間が費やされています。
楽器ひとつひとつの音作りから、奏法、録音マイクの選定、マイクの立て方、ミックス、マスタリングなど、様々な音にこだわる工程を経て、音楽はリスナーに届けられています。
では、リスナーが音楽を聴く環境はどうでしょうか。送る側がどれだけこだわったとしても、もし受ける側の環境が整っていなければ、ミュージシャンが本当に届けたかった音楽を受け取ることはできない! そう思って取り組んでいるプロジェクトが、有線・無線それぞれの「ピヤホン」なのです。
“有線ピヤホン1”を発売してからの反響は凄まじく、「今まで聴こえなかった音が聴こえる」、「ライブ会場にいるみたい」、「今まで使っていたイヤホンは何だったんだ……」などなど、様々な感動の声が届きました。
「こんなイヤホンを作って欲しい」という要望も増えるなか、特に多かったのがマイク付きの有線イヤホンでした。
リモートワークにも便利に使えて、さらにはピヤホンクォリティの高音質で音楽が楽しめる。これからの時代に理想的なイヤホンです。音楽好きはもちろん、仕事でも使える良いイヤホンを探している方にもマッチするでしょう。
音質はピエール中野が責任をもってチューニングしました。“有線ピヤホン2”をひとりでも多くの方に楽しんでいただけることを願っています。
https://tmnw.jp/2020/12/30/hi-unit/hse-a2000pn/
ピエール中野氏のプロフィール
ロックバンド「凛として時雨」のドラマー。手数、足数を駆使した高度なテクニックと表現力で、豪快かつ繊細な圧倒的プレイスタイルを確立。
著名ミュージシャンのレコーディングへの参加や、ドラムチューナー、テレビ出演、番組MC、DJ、音楽監修、イベントプレゼンター、コラム連載など、ドラマーの枠を超えた幅広い活動を展開している。2019年よりイヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンの公式アンバサダーも務める。
https://tmnw.jp/2020/12/30/hi-unit/hse-a2000pn/