finalからゲームやVRに音質設計されたイヤホン「VR3000 for Gaming」を発表。発売日は11月下旬、価格は7,980円(税込)となります。先日投稿したA3000,A4000同様にφ6mmドライバー「f-Core DU」を採用していますが、音の傾向が異なります。
ゲームやVR用に開発されており、下手に低音や高音を強調するのではなく、コンテンツに没入する音を正確に再現する造りとなっています。現在予約受付中なので気になった方は以下リンクからご確認下さい。
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VR3000 for Gaming 特徴
- ゲーム制作者が意図した「音色と空間」を表現
- 完全新設計のドライバー「f-Core DU」採用
- IEMの筐体をベースとした優れた装着感
- 指紋が付きにくいマット加工
- タッチノイズを低減するイヤーフック
- 5サイズのイヤーピースを付属
■ゲーム制作者が意図した「音色と空間」を表現
ゲーム用やVR用のイヤホンは多く存在しますが、どれも低域や高域の音を誇張したものに過ぎなく、一時的な感動しか得られません。
VR 3000 for Gamingはそういった誇張は一切せず、ゲーム制作者が意図した正確な「音色と空間」を再現することを目的としています。
敵の足音や銃声などの音色やその方向感をより感じることができます。これは2chステレオ方式の音源とバイノーラル技術による音源の違いを研究しているfinalだからこそ開発できたイヤホンと言えるでしょう。
■完全新設計の「f-Core DU」採用
AシリーズのフラッグシップイヤホンであるA8000の開発をもとに完全新設計されたドライバーユニット「f-Core DU」を採用しています。15,000円前後とは思えない高音質を実現しています。
振動板やボイスコイル、磁石、磁気回路、接着剤に至るドライバーユニット全体を新設計したことで圧力の偏りや音の歪みを最小限に抑えています。
自社開発だからこそできる音質と値段設定となっています。
■IEMの筐体をベースとした優れた装着感
カスタムIEMの筐体設計を基に、優れた装着感を実現しています。耳への圧迫感を極力少なくするため、筐体3点で保持することで安定感を得ています。上図のように赤点、青点、緑点から1点ずつで支える形になります。
これにより大きな面で耳に接する形状ではなく、接触面積を限定しています。万人の耳に適合し、今までにない圧迫感の少なさと装着感を得ることができます。
■指紋が付きにくいマット加工
イヤホン本体がマット加工となっており、指紋が付きにくく、皮脂で汚れにくくなっています。毎日使っていると意外と気になる部分であり、簡単に水洗いできないからこそ嬉しい加工です。
■タッチノイズを低減するイヤーフック
イヤーフックをケーブルに装着することで、歩行時などにケーブルと身体が擦れることで発生するタッチノイズを低減しています。せっかく高音質を謳うイヤホンであってもタッチノイズが激しいと台無しです。
付属品は一般的なイヤーフックよりもスリムであり、掛けていることを忘れる快適さが特徴となります。
■5サイズのイヤーピースを付属
final製品ではお馴染みの5サイズのイヤーピースを付属。耳に触れる部分は柔らかいシリコンを採用しています。
逆に耳に触れないイヤーピースの内側部分は、溝加工を施した硬めのシリコンとなります。この組み合わせにより快適な着け心地と高い遮音性を実現しています。
軸部分の色が異なるため、サイズ判別もしやすくなっています。
VR3000 for Gaming スペック
製品名 | VR3000 for Gaming |
ドライバー | φ6mmダイナミックドライバー 「f-Core DU」 |
ケーブル | OFCケーブル |
感度 | 101dB |
インピーダンス | 18Ω |
重量 | 20g |
コード長 | 1.2m |
発売日 | 11月下旬 |
価格 | 7,980円(税込) |