finalから3Dオーディオ専用イヤホン「VR1000」を発表。発売日は10月28日、価格は3,980円(税込)となります。final特有の違和感ない自然な音を基に、方向感も感じることができます。
10月20日から予約開始していますので、気になる方は以下リンクからご確認下さい。
>>SNEXT DIRECT SHOP「VR1000」予約ページ
VR1000 特徴
- Oculus Quest対応の特別モデル
- φ6.4mmドライバー搭載の高音質
- イヤーピーススウィングフィット機構
- 「TYPE E / TYPE E Soft」2種類のイヤーピース
- 断線しにくい太めのケーブル
■Oculus Questに対応した特別モデル
人気のVRヘッドセット「Oculus Quest」に対応しています。3.5mmプラグ×2のため、3D音響空間で音の方向感を忠実に再現してくれます。3Dオーディオ用にイヤホンを購入検討している方にオススメです。
残念ながら発売されたばかりのOculus Quest2には対応していないのでご注意下さい。
■φ6.4mmドライバー搭載の高音質
下手に着色にしない自然な音色が特徴のφ6.4mmドライバーを搭載しています。ゲームやVR用に使っても低域から高域まで解像度の高い音を楽しむことができます。
ほとんどのゲームやVR用のイヤホンは低域または高域の音を誇張する傾向にありますが、VR1000は違和感のない自然な音が特徴となります。
■イヤーピーススウィングフィット機構
VRゲーム中に頭を左右前後に振ってもイヤホンがズレることなくクリアな音が保てます。これはfinalと独自のスウィングフィット機構により、耳道の傾きにジャストフィットするためです。
■「TYPE E / TYPE E Soft」2種類のイヤーピース
イヤーピーススウィングフィット機構が備わっていても、イヤーピースのサイズが合っていなければ元も子もありません。
VR1000には「TYPE E / TYPE E Soft」の2種類を付属しており、それぞれSS/S/M/L/LLの5サイズを展開しています。両方ともフィット感を重視したイヤーピースですが、TYPE E Softの方が柔らかめに作られています。
■断線しにくい太めのケーブル
有線イヤホンの永遠の課題である断線についても考慮しており、柔軟で太めのケーブルを採用しています。柔軟だからといって、収納するときに無理な負荷を掛けないよう注意してください。
VR1000 スペック
製品名 | VR1000 |
ドライバー | φ6.4mmダイナミックドライバー |
ケーブル | OFCケーブル |
感度 | 98dB |
インピーダンス | 16Ω |
重量 | 7.4g |
コード長 | 1.6m |
発売日 | 10月28日 |
価格 | 3,980円(税込) |
エージングについて
エージングとは、ある時間使用を続けることで、音に変化が起こる現象のことです。イヤホンの内部には、小さなスピーカーと言えるドライバーユニットが入っており、極めて薄いフィルム製の振動板がコイルと接着剤で貼付られています。コイルにオーディオ信号が流れることでコイルが動くのと共に、その振動板がミクロン単位で動くことで音を発しています。
その際、断定は出来ませんが、接着部分が振動板の微少な動きに影響を与えている可能性があると、私達は考えています。一定時間使用することにより、振動板が動きやすくなることで設計意図本来の音質に近づくようです。本製品については、小口径であるため、エージングの変化がわかり難くなるまでに長めの時間が必要です。概ね150~200時間程度、通常の使い方を続けていただけましたら、繊細さが増したと感じられる筈です。大音量でのエージングやノイズによるエージングよりも、普段お聴きになる音楽と音量でエージングを進めた方がより好ましい結果が得られます。正確な比喩ではありませんが、靴を馴らすために無理な動きをすると、普段歩くのとは異なる皺ができる筈です。振動板も同様に無理な動きをさせるよりも、ご使用になられる環境で馴らした方が自然、と考えていただけると良いでしょう。
エージングには、音響心理的な面もあります。新たなイヤホンを購入した直後に試聴した感想は、必ずしも絶対的なものではありません。実は日常的に使用しているイヤホンとの相対的な比較をしてしまっているのです。新たなイヤホンを購入し、ある一定時間使い続けると、そのイヤホンが基準となります。その基準となるまで使い続けた上で音質評価をおこなう方が、長期的に飽きない製品を選択をしやすくなります。