FiiOから左右独立式のBluetoothレシーバー「UTWS3 MMCX」を発表。発売日は2月5日、価格は11,000円(税込)となります。
MMCXコネクター対応のレシーバーであり、お手持ちのリケーブル対応イヤホンに挿すことでワイヤレス化することが可能です。マルチドライバー対応でも余裕で鳴らせる高性能チップが内蔵されています。
※MCXXコネクター/0.78mm2ピンの2種類と接続可能なBluetoothレシーバーです。0.78mm2ピンタイプは後日発売予定となります。
左右独立で高い接続安定性
Qualcomm製の最新SoC「QCC3020」を搭載し、高い接続安定性を実現し音途切れを気にせずに音楽に集中できます。これを可能にしているのが「TWS+」と呼ばれる左右独立伝送技術です。
従来のBluetooth接続の場合、スマホやDAPからイヤホンの親機側と接続した後、子機側のイヤホンに接続する方式を採用していました。よって混雑環境下では他の電波に干渉され音途切れが発生するケースが多々ありました。
TWS+は、スマホから左右両方のイヤホンに直接接続されるので、干渉に強く音途切れが発生しいく特徴を持っています。
※スマホ側もTWS+に対応する必要あり
高性能ヘッドホンアンプ専用チップ
本製品UTWS3で採用された高性能ヘッドホンアンプ専用チップは、歪みが少ない且つ大出力が特徴となります。マルチドライバー対応イヤホンも難なく駆動可能なので、イヤホンの種類を選ばずにBluetooth化できます。
高音質かつ低遅延コーデック「aptX」対応
Appleデバイスによく使われているAACだけでなく、高音質かつ低遅延コーデックであるaptXに対応しています。映像と音声の遅延がほとんどないので、YouTubeで動画やMVなどを楽しみたい人にオススメです。
コーデックについては以下記事で詳しく解説しています。
【SBC/AAC/aptX/LDAC】どのBluetoothコーデックが遅延・音質において優れているのか
銀メッキ単結晶銅線による高音質
UTWS3の内部配線には、銀メッキ処理高純度単結晶銅素材が採用されています。高解像度で忠実に再現することに長けており、高音質なサウンドを細部まで楽しめます。
FiiO純正アプリ対応
Fiioが提供する「Fiio Control」「FiiOMusic」のいずれかを使用可能であり、イコライザー設定やチャンネルバランス調整、その他細かい設定をスマホから行えます。
ファームウェアアップデートもプッシュ通知でお知らせしてくれます。
連続7時間再生のバッテリー性能
レシーバー単体で連続7時間再生可能であり、充電ケースを併用すれば最大30時間再生できるバッテリー性能となります。
充電ケースには、レシーバーにイヤホンを取り付けた状態で収納でき、わざわざ外す必要はありません。
形状記憶型のイヤーフック
装着感の優れた形状記憶合金製イヤーフックを採用しています。耳にしっかり固定でき、通勤・通学中など長時間音楽を聴くときの疲労を軽減してくれます。また、落下防止にも繋がり、屋外でも安心して使うことができます。
デュアルマイクでクリアな通話
上記で紹介した高音質なだけでなく、テレワークなども想定してマイク性能にも力を入れています。左右のイヤーユニットにはそれぞれ2つのマイクが内蔵され、プライマリーマイクで声を拾い、セカンダリーマイクでノイズを拾います。
マイクに届いた音をQualcomm製のcVcノイズキャンセリング技術により除去することで、クリアな通話が可能になります。
IPX4の防水性能
ランニングなどでも使用できるようIPX4の防水性能を満足しています。雨しぶき程度なら気にせず使用することができます。残念ながら完璧防水ではないので、水に浸して洗うといった使い方はしないように。
片耳使用可能な省電力モード
片方のイヤーユニットだけで音楽を聴くことができ、バッテリー残量が厳しいシーンでもモノラルで音楽再生が可能となります。
そもそも最大30時間のバッテリー性能を誇るので、バッテリー切れになる可能性は相当低いと思います。
UTWS3 MMCX スペック
製品名 | FiiO UTWS3 MMCX |
Bluetoothチップ | QCC3020 |
Bluetooth Ver. | 5.0 |
出力 | 25mW以下:32Ω負荷時 38mW以下:16Ω負荷時 |
SN比 | 100dB |
連続使用時間 | 7時間 |
最大再生時間 充電ケース込 |
30時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
コネクタ端子形状 | MMCX/0.78mm2ピン |
防水性能 | IPX4 |
発売日 | 2月5日 |
価格 | 11,000円(税込) |