2020年に発売のPS5について、SONYの公式情報やリーク情報をまとめていく。発売日だけでなく、価格や仕様、コントローラーなどの周辺機器情報も新規情報が入る度に更新していく。

PS5発売日
SONYは、PS5を2020年のホリデーシーズン(11~12月)に発売することを発表済み。競合のXbox Series Xから数週間以内に発売される可能性が高く、詳細な日程は出ていない。ちなみにPS4は2013年11月15日に発売されている。
色々とリーク情報が出ており、フランスの大手小売業者が予約注文ページを掲載していた。その情報によると予約日は2020年10月3日かもしれない。詳しくは↓記事参照。本記事には価格についての情報もリークされているが信憑性が薄く参考程度となる。
PS5価格
上記発売日と同様に、価格についても謎に包まれている。SIEのCEOであるジムライアン氏は、PS5についてPS4よりも高価となるが、それに見合う価値を提供すると発言している。
この発言と今までのリーク情報を精査すると、デジタルエディションが$470、スタンダードエディションが$570というのが有力と考えられる。5~6万円をあればPS5は手に入るので、年末までに用意しておこう。
E3 2013でXbox Oneを$499の価格で発表し、SONYがこれに被せるようにPS4を$100安価な$400という値段設定にしたことを覚えている人も多いのでは。このことをMicrosoftが根に持っており、今回はPS5の値段発売後にXbox Series Xの値段を発表すると考えられる。もしかするとXbox Series Xの方が安価になるかもしれない。
PS5仕様・機能
■仕様
- CPU:AMD Ryzen ‘Zen 2’ 8コア/16スレッド 3.5GHz可変
- GPU:AMD Radeon RDNA 2 2.23GHz可変(レイトレーシング アクセラレーション)
- メモリー:GDDR6 16GB
- メモリーバンド幅 :448GB/s
- SSD:Custom 825GB SSD 読み込み速度5.5GB/s (Raw)
- 外部ストレージ:USB HDD Support
- 光学ドライブ:4K UHD Blu-ray Drive
- 映像出力:4K 120Hz、8K、VRR対応(HDMI 2.1規格)
- オーディオ:”Tempest” 3Dオーディオ技術
これらにより、「ゲームの超高速起動」「ロード皆無」「バックグラウンドデータ読み込み」「パッチの長いインストールがなくなる」などのメリットがあり、スムーズにストレスなくゲームを楽しめる。
EpicGamesの開発者によると、SSD読み込み速度5.5GB/sを目標としており、PS4の約10倍高速となる。その代わりにPS5のデフォルトのHDDは1TBではなく825GBとなる。
オーディオ面でも進化しており、3Dオーディオを可能としている。360度全てが音に包まれるような臨場感を味わえる。これにより注目されるのが足音や銃声などの定位感がより優れる点である。
もちろん映像面もPS4とは比較にならないほどスペックアップしており、モニターもHDMI 2.1規格対応となる。よって2020年末には対応モニターも発売されると考える。ちなみに以下記事でHDMI 2.1規格でできることを記載しているので参考までに。
PS5コントローラー

2020年4月、SONYはDualSenseを正式に公表している。お馴染みのボタンレイアウトであり、十字キーやボタン部分だけでなくアナログスティックやタッチパッドもある。PS4のコントローラが評判が良いだけに大きな変更はしていない。
PS4のコントローラーと違う点は、以下の通り。
- デュアルアクチュエーター
- アダブティブトリガー
- 内蔵マイク
- クリエイトボタン
- ツートンカラー
■デュアルアクチュエーター
PS4の振動モーター(取っ手部分に入っていた)に代わり、新たに採用されたのがデュアルアクチュエーターとなっている。ゲーム内の状況に応じて振動が変化し、プレイヤーを取り巻く環境や武器の反動など、様々な感覚を手の中で体感できる。
■アダブティブトリガー
PS4のR2・L2ボタンに当たり、ゲーム内で弓をギリギリ引き絞ったり、ハイスピードの車にブレーキを掛けるなど、アクションをトリガーの強さで再現してくれる。
■内蔵マイク

フレンドとのボイスチャットも内蔵マイクで行える。ヘッドセットを持っていなくてもチャットできるのは嬉しい。もちろん3.5mmヘッドセット端子も用意されており、今まで通り使うことも可能。また、コントローラー上にミュートボタンで会話のオンオフも簡単にできる。
■クリエイトボタン

PS4ではSHAREボタンだったが、クリエイトボタンとして更に進化している。ゲームプレイの動画や画像を保存するだけでなく、ライブ配信することも可能。
■ツートンカラー
カラーは、白と黒のツートンカラーを採用している。PS~PS4を考慮すると、単色かつ暗い色(黒や灰色など)ではないことに驚いた人も多いのでは。
以下記事はリーク情報だが単色のブラックエディションもあるのではと噂になっている。個人的にはプロトタイプでありガセだと予想している。
PS5下位互換性

PS4のゲームや周辺機器を使えるのか気になるところだが、SONY公式で発表があったので後方互換性についても記載していく。
■PS4ゲーム
現在PS4向けの4000超のゲームについて、大部分がPS5でプレイできる。また、PS5ではフレームレートが安定かつ向上し、高い解像度でプレイできるタイトルもある。
全てのゲームを検証できているわけではなく、PS5発売までに1000超のゲームを検証していく予定とのこと。
■PS4周辺機器
DUALSHOCK4(PS4コン)や他社製オフィシャルライセンス品のコントローラーは、PS4後方互換タイトルをプレイ時のみ使用可能。PS5タイトルをプレイ時は使用できないのでご注意を。(SCUFコントローラーも対象なので、今からの購入は控えたほうがよい)
ハンドルコントローラーやアケコンなどの特殊コントローラーは、SONYのオフィシャルライセンス品であればPS5で使うことができる。これはPS5タイトルだけでなく、PS4後方互換タイトルも対象となる。
プレミアムサラウンドヘッドセット、ワイヤレスサラウンドヘッドセット、およびUSBポート/オーディオ端子経由で接続する他社製のヘッドセットはPS5で使用可能。
結構複雑な仕様だが、注意したいのはPS4向けのコントローラー(SONY製、他社製関係なく)は、PS5タイトルで使えないという点。なので、今からPS4向けのコントローラーを購入することはおすすめできない。
PS5向けに発表されたゲーム

全28タイトルは発表されているが発売日などは未定のゲームが多い。
- Astro’s Playroom(JAPANスタジオ)
- Bugsnax(Young Horses)
- DEATHLOOP(Bethesda)
- Demon’s Souls (Bluepoint Games / JAPANスタジオ)
- Destruction All Stars(Lucid Games / XDEV)
- Ghostwire: Tokyo (Bethesda)
- Godfall(Gearbox Publishing / Counterplay Games)
- Goodbye Volcano High (KO-OP)
- Grand Theft Auto V 、GTAオンライン (Rockstar Games)
- グランツーリスモ7 (ポリフォニー・デジタル)
- ヒットマン3 (IO Interactive)
- Horizon Forbidden West (Guerrilla Games)
- JETT : The Far Shore (Superbrothers)
- Kena: Bridge of the Spirits (Ember Lab)
- Little Devil Inside (Neostream Interactive)
- Marvel’s Spider-Man Miles Morales (Insomniac Games)
- NBA 2K21 (2K, Visual Concepts)
- Oddworld Soulstorm (Oddworld Inhabitants)
- Pragmata (Capcom)
- Project Athia*(Square Enix / Luminous Productions)
- Ratchet & Clank: Rift Apart (Insomniac Games)
- バイオハザード ヴィレッジ (Capcom)
- Returnal (Housemarque / XDEV)
- Sackboy A Big Adventure (Sumo Digital / XDEV)
- Solar Ash (Annapurna Interactive / Heart Machine)
- Stray (Annapurna / Blue Twelve Studio)
- Tribes of Midgard (Gearbox Publishing / Norsfell)
- The Pathless (Annapurna Interactive / Giant Squid)
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