ASUSからサイドボタンなどを交換可能なカスタマイズ性に優れたゲーミングマウス「ROG Pugio II」を発表。発売日は2020年9月4日、価格は12,980円(税込)となる。
ASUSのゲーミングブランドROGから展開するフラッグシップモデルの高性能マウスとなる。カスタマイズ性だけでなく、最高16,000DPIのセンサーやオムロン製マウススイッチなど性能や耐久性の高い部品を採用している。
ROG Pugio II 特徴
- 2.4GHz、Bluetooth、有線USBによる豊富な接続の選択肢
- 他デバイスとの干渉を回避
- 高精度オプティカルセンサー
- カスタマイズ可能なサイドボタン
- スイッチ交換が可能
- アクセサリーケース付
- 長寿命バッテリー
■2.4GHz、Bluetooth、有線USBによる豊富な接続の選択肢
ROG Pugio IIには、接続選択肢が以下の3つありマウス側で瞬時に切り替え可能。
- 超高速2.4GHz
- Bluetooth LE
- 有線USB
ゲーム用途で性能と利便性を求めるなら2.4GHz一択だろう。超高速通信によりマウス操作が即座に反映され、有線並の操作性を実現している。
事務作業で使う場合は、2.4GHz→Bluetoothに切り替えることで”100時間連続使用”が可能な省電力性を発揮する。
有線USB接続は充電用として捉えてよい。
■他デバイスとの干渉を回避
ROG Pugio IIは毎秒1000回の無線スペクトラムをスキャンし、他の2.4GHz帯で接続しているデバイスとの干渉を回避する。これがSMARTHOPテクノロジーとなる。
ワイヤレス化が進むにつれ、マウスだけでなくキーボードやヘッドセットなど様々なデバイスが干渉しあうため今後必要な技術となる。
■高精度オプティカルセンサー
本製品のコンセプトは「エリートゲーマー向け」のため、センサー性能は他社のフラッグシップモデルと同等となる。
- 解像度:16,000DPI
- 最大速度:400IPS
- 最大加速:40g
本サイトでも取り上げているFPS・TPSプロゲーマーに大人気の「Logicool G Pro Wireless」と同じ数値となる。センサー自体が違うため全く同じではないが、高速かつ追従性の高いマウスであることは間違いない。
■カスタマイズ可能なサイドボタン
両サイドにあるマグネット式サイドボタンにより手軽にカスタマイズが可能。使わないボタンを外したり、古くなったボタンを交換したりと長い間使えるマウスとなる。
これを可能にしたのが左右対称型という点。両サイドのボタンが対となり、2種類のボタンで済ませることで価格を抑えている。
■スイッチ交換が可能
ドライバーなどの工具なしでトッププレートを外し、スイッチを自分で交換可能。
スイッチはオムロン製スイッチのため5000万回の耐久性を誇り、長期的に優れたパフォーマンスを保証している。しかし、消耗品であることに変わりなく、いずれ寿命が来るため交換できる仕様は安心できる。途中でチャタリングしやすくなれば交換すれば済む。
ワイヤレス用のUSBアダプターはマウス内に格納でき持ち運びにも便利。
■アクセサリーケース付
上記で紹介したサイドボタンやスイッチを格納するアクセサリーケースが付属されている。ピンセットなども付属され至れり尽くせりのキットとなる。
■長寿命バッテリー
2.4GHz通信では最長69時間、Bluetooth通信では驚きの100時間連続で使用できるバッテリー性能となる。充電回数も少なく済むため長寿命化にも繋がる。
上記の時間はライティングOFF時の数値であり、ONの場合はもう少し時間が短くなるのでご注意を。
他にもマウスの7つのボタンを全てカスタマイズでき、更に3つのオンボードメモリを保存できるなどゲーマー目線の製品となる。これらを可能にしているのは「Armoury II」と呼ばれるソフトウェアであり無料でダウンロードできる。
ROG Pugio II スペック
製品名 | ROG Pugio II |
接続 |
2.4GHz |
センサー | 解像度:200~16,000DPI 最大速度:400IPS 最大加速:40g |
ボタン数 | 7個 |
オンボードメモリ | 3つ |
ケーブル | 取り外し可能な Soft-TPEケーブル |
サイズ |
126×57×40mm |
重量 | 102g |
発売日 | 2020年9月4日 |
価格 | 12,980円 |