MSIからIPSパネルの鮮やかな発色が特徴のゲーミングモニター「Optix G241V」を発表。発売日は11月6日、価格は21,800円(税込)となります。
リフレッシュレート75HzはPS4やSwitchなどのCS機に最適となります。RPGやMMOなどの映像美を楽しむことを目的にしているモニターとも言えます。
IPSパネルの鮮やかな発色と広視野角
液晶モニタ―には大きく分けて3種類のパネルが存在します。それぞれ一長一短があり、以下のようにまとめられます。その中でもIPSパネルは発色が良く広色域をカバーする鮮やかさが特徴となります。
パネル種類 | IPS | VA | TN |
価格 | 高 | 中 | 低 |
応答速度 | 〇 | △ | ◎ |
視野角 | ◎ | 〇 | △ |
コントラスト | 〇 | ◎ | 〇 |
色ずれ | ◎ | 〇 | △ |
透過率 | 〇 | 〇 | ◎ |
今回紹介するG241VはIPSパネルを採用しており、広視野角のため、モニターを正面ではなく横や上から見ても、色鮮やかに見ることができます。
正面にモニターを置かない場合やサブディスプレイとして使用することで効果を発揮します。また、色ずれが少なく画像や映像編集に際に重宝するモニターです。
上記表より、各性能は満遍なく高くデメリットが少ない点も評価できます。FPSやアクションゲームよりもRPGなどの映像美を楽しむゲームに向いているモニターです。
IPSパネルの弱点でもある応答速度ですが、4ms(GTG)を満足しており非常にスペックが高いです。動きの速いシーンにおいても残像が発生しにくく目に優しいモニターとなっています。
リフレッシュレート75Hzの滑らかさ
1分間に75回映像を更新するため、動きの多いゲームでも滑らかに表示することができます。PCでFPSゲームをする際には少し物足りませんが、CS機(PS4・Switch)では60Hzが上限となるので十分と言えます。
今のところPS5を購入する予定がなく、今後もPS4やSwitchでゲームを楽しみたい人にオススメのモニターです。
もしPS5の購入が決まっているのであれば、120Hzが出せるモニターを購入したほうがいいでしょう。
臨場感が増す広色域カバー
IPSパネルの特徴でもある色鮮やかな発色により、様々なジャンルのゲームにおいて臨場感を高めてくれます。Optix 241VはsRGB比:98.9%と広い色域をカバーし、豊かな色再現が可能となっています。
フレームレスデザイン
上記同様、より臨場感を高めたいなら「フレームレスデザイン」は必要不可欠です。昨今のモニターには当たり前になってきましたが、2万円代のモニターにも搭載されるようになりました。
臨場感だけでなく、マルチディスプレイ時のつなぎ目が目立ちにくく作業も行いやすくなります。
ブルーライト軽減
モニターが発するブルーライト総量を減らすことで、目の緊張を和らげ、長時間のゲームでも疲労を感じさせません。
Optix G241V スペック
製品名 | MSI Optix G241V |
画面サイズ | 23.8型 |
駆動方式 | IPS |
輝度 | 250cd |
コントラスト | 1000:1 |
視野角 | 上下左右178° |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | フルHD 1920×1080 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 4ms(GTG) |
インターフェース | Display Port 1.2×1 HDMI 1.4×1 |
重量 | 3.3kg |
発売日 | 11月6日 |
価格 | 21,800円 |