
JAPANNEXTから31.5型240Hz対応のフルHDゲーミングモニター「JN-315VG240FHDR」が発売。高リフレッシュレート240Hzに加えて応答速度1msという高スペック。驚きなのが、発売記念特価セールで定価から1万円引きの39,970円となる。240Hzかつ1msというFPS向けモニターを検討されている方は候補にしてもよい。この特価セールは8月22日までのためご注意を。
31.5型240Hzモニター特徴
- 240Hzかつ1msの高スペック
- 39,970円の圧倒的安さ
- VAパネルで鮮明な高コントラスト
- 目の負担を軽減する豊富な機能
- スタイリッシュなフレームレス
- 31.5型という大きいサイズ
■FPS向けの高スペックモニター

FPSは敵との撃ち合いでいかに先手を取り、しっかり弾を当てられるかが重要。そのため、リフレッシュレートと応答速度の数値は見ておきたい。
このJN-315VG240FHDRはリフレッシュレート240Hz(1秒間に240回画面を更新)であり、滑らかな映像表現が可能。敵を目で追いやすく、マウスのエイムも安定し弾を当てやすくなる。初弾のエイム合わせや動いている敵への追いエイムも安定する。
未だにPCゲームで60Hzモニターを使っている方は、240Hzモデルと見比べてほしい。あまりの滑らかさに感動を覚えるはず。ただ、144→240Hzへの移行では、そこまで違いは出ない。プロや競技シーンで頑張りたい人は240Hzを選んでおけばよいが、趣味程度の人はより安価な144Hzモニターでも問題ない。

次に応答速度1ms(MPRT)には二つの効果がある。一つは、高速で動く画像に生じる目に見えるブレを低減。これは敵の視認性に関係してくる。そして二つ目はマウスやキーボード、コントローラーの入力信号が反映される速さ(表示遅延)である。これが速ければ速い程、撃ち合いで先手を取りやすくなる。
応答速度で注意すべきはGTGとMPRTの違いであり、本モニターの応答速度は、
- MPRT:1ms
- GTG:3ms
となっている(メーカー公称値)。
これらは計測方法の違いで数値が変わり、MPRTは先程説明した動く物体のブレ性能を表している。GTGはgray to grayの略であり、中間階級色の変化でのブレ性能を表している。どちらも大事であり、5ms以内に収まっている本モニターは非常に高性能。
■39,970円の圧倒的安さ
31.5型、240Hz、1ms、VAパネル、HDR、フレームレスと高性能なモニターで4万円以下はお得過ぎる。ライバルとなるモニターも少なく、すべてを満たすとなると10万円以上が相場。
大きいサイズのモニターでFPSをしたい方にはこれ以外は選択肢がないかもしれない。この価格は8月22日までのため、購入するなら早めの検討を。
■VAパネルで鮮明な高コントラスト

リフレッシュレートや応答速度に注目しがちだが、パネルの種類も重要である。なぜなら色彩表現でも敵の視認性が大きく変わるため。搭載されているVAパネルは標準的なTNパネルより高コントラスト(最大と最小輝度の比が高い)のため、メリハリがつき、くっきりはっきりした画質となる。
■目の負担を軽減する豊富な機能

鮮やかなので目の負担を気にする方は多いかと…。そのため、フリッカーフリーとブルーライト低減機能は必須。フリッカーとは画面の点滅のことで、目の負担になり疲れ目の原因となる。これに対し、フリッカフリーは、光量を調整し画面のちらつきを抑えている。
■スタイリッシュなフレームレス

ベゼルレスという言い方もするが、モニター外枠の幅がほとんど無くスタイリッシュなデザイン。マルチディスプレイ環境では、境界がなく映像がスムーズにつながり満足度も高くなる。FPSでマルチディスプレイ環境の人はあまり見掛けないが、レースゲームだと大迫力になり、本当にドライブしている感覚に陥る。安価なディスプレイのため、2つ購入して繋げるのも全然あり!
■31.5型という大きいサイズ
これはメリット・デメリット両方ある。個人的にはFPSは23~27型くらいの大きさが丁度良いため、31.5型を強く薦められない。理由は、画面内の情報(HUD)が人間の視野に入りにくいから。このHUDと索敵のしやすさを追い求めると23~27型くらいが良い。
ただ、FPSだけでなく迫力や臨場感をゲームに求めるなら31.5型という大きさは素晴らしい。また、HDR搭載のため明るさの幅が増え色彩表現も豊かになる。
JN-315VG240FHDRスペック
製品名 | JN-315VG240FHDR |
パネル種類 | VAパネル |
サイズ | 31.5型 |
バックライト | LED |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト | 4000:1 |
画素ピッチ | 0.363mm |
解像度 | 1920×1080 |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | MPRT:1ms GTG:3ms |
視野角 | HVともに178° |
表面処理 | 非光沢 |
表示色 | 1670万色 |
HDR | HDR10 |
フリッカーフリー | 有 |
ブルーライト低減 | 有 |
FreeSync | 有 |
サイズ 幅×高さ×奥行 | 713×491×170mm |
重量 | 5.2kg |
発売日 | 2020年7月3日 |
価格 | 39,970円 8/22まで |
まとめ
31.5型240Hzという他にはないゲーミングモニターとなります。サイズが大きく、迫力や臨場感重視の方におすすめです。また、VAパネルとHDR機能も相まって色彩表現も豊かでパフォーマンスは申し分なし。予想より大きいサイズなので家電量販店で実物を見てからの方が購入時に後悔せずに済みます。