BenQのモニターブランドMOBIUZからゲーミングモニター「EX2510」と「EX2710」を発表。発売日は2020年9月17日、価格はEX2510が33,000円前後、EX2710が36,000円前後となります。
EX2510,EX2710ともにリフレッシュレート144Hz、応答速度1ms(MPRT)・2ms(GTG)となっており、FPSやTPSなど動きの速いゲームと相性が良いです。その他にも特徴が多いので一つずつ紹介していきます。
EX2510・EX2710共通の特徴
- 144Hz・応答速度1msの滑らかさ
- BenQ独自のHDRi技術搭載
- FreeSync Premiumによりティアリング削減
- 2.5Wスピーカー×2による驚異的なサウンド
※EX2510とEX2710は画面サイズ以外は同じ特徴を備えています
(EX2510が24.5型、EX2710が27型となる)
■144Hz・応答速度1msの滑らかさ
「皆さんはゲーミングモニター購入時に何を求めていますか?」
色味やサイズも重要ですが、一番重要なのはリフレッシュレート・応答速度という人が多いと思います。特にFPSやTPSなど一瞬の操作が勝敗に繋がるPCゲームでは、リフレッシュレート144Hz以上が必須となってきます。
このリフレッシュレートは1秒間に画面を更新する頻度であり、EZ2510・EZ2710は1秒間に144回も更新しています。非常に滑らかで動きの速い敵の索敵・エイムがやりやすくなり間違いなく成績が向上します。自分の腕も大事ですが、デバイスの特徴を理解し頼るのも重要です。
また、応答速度1ms(MPRT)と非常に高速で残像感の無いゲーム体験を演出します。動きのあるシーンにおいて見えやすくなり目の疲れも低減します。
安価なモニターの場合、MPRT値しか公称していませんが、本モニターは応答速度2ms(GTG)も明らかにしています。このGTG値はGray To Grayの略であり、ブルー→ピンクのような中間色の色変化も高速に処理できます。どんなシーンにおいても画面ブレやノイズが削減されています。
■BenQ独自のHDRi技術搭載
「ゲームをやるならキレイで見やすい映像の方が良い」
BenQは色彩やコントラスト・ディティールを追求するため独自のHDRi技術を搭載しています。このHDRiは周囲の明るさと画像コンテンツを検出し、画面の明るさを自動で調整しています。
また、暗い部分は鮮明に表示し、明るい部分は露出を抑えることで全体的にキレイで違和感なく見やすい映像となります。これらに加えてsRGB 99%をカバーしたことで、色彩バランスも向上しています。
■FreeSync Premiumによりティアリング削減
「高リフレッシュレートの弱点であるティアリングをご存じですか?」
リフレッシュレートが高い=良い製品とは限りません。なぜならティアリングと呼ばれる描画ズレが発生しやすいからです。
EX2510とEX2710はFreeSync Premiumを搭載することで、GPUとモニター間で描画タイミングの不一致(描画ズレ)を防いでいます。これは動きの速いシーンで起こりやすく、大事なシーンでも安定した描画を実現してくれます。
■2.5Wスピーカー×2による驚異的なサウンド
FPSやTPSプレイ時はイヤホンやヘッドセットを着けるため、ゲーミングモニターのスピーカーは重要視されない傾向にあります。BenQは逆手に取り、映画などでも音質も楽しめるよう高音質なサウンドシステムを搭載しています。
2.5Wスピーカーが2つあり、3つのカスタムサウンドモードを内蔵しています。シーンに合わせたオーディオ設定が選択でき、今までより没入感を得やすくなる驚異的なサウンドを実現しています。
スペック
製品名 | MOBIUZ EX2510 MOBIUZ EX2710 |
モニターサイズ | EX2510:24.5型 EX2710:27型 |
パネル | IPS |
解像度 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | MPRT:1ms GTG:2ms |
HDRi | 搭載 |
スピーカー | 2.5W×2 |
入力インターフェース | HDMI 2.0×2 DisplayPort 2.0×1 ヘッドホンジャック×1 |
その他機能 | Light Tuner Black eQualizer Color Vibrance ブライトインテリジェンスPlus技術 ブルーライト軽減 フリッカーフリー 電子ペーパーモード カラーユニバーサルモード |
発売日 | 2020年9月17日 |
価格 | EZ2510:33,000円前後 EZ2710:36,000円前後 |