
ROCCATからフルサイズキーボード「VULCAN 121 AIMO RED JP」を発表。発売日は2020年9月3日、価格は16,980円(税込)となる。ROCCATが開発した”Titan Switch”を初めて搭載するモデルとなる。日本語配列はリニアスイッチのみであり、キー入力速度と正確さを重視している。
また、スイッチのハウジング部分が透明で、イルミネーションの効果をより感じられる。耐久性・正確性・入力速度・華やかさの全てを備えたゲーミングキーボードとなる。フルサイズしか展開していないのがなんとも…。
VULCAN 121 AIMO 特徴
- 作動点が短く、キー入力が安定する「Titan Switch」
- 日本語配列はリニアスイッチのみ
- 透明なハウジングにより映えるライティング
- 耐久性の高いトッププレート
- 取り外し可能なパームレスト
■作動点が短く、キー入力が安定する「Titan Switch」
ROCCATが独自開発した「Titan Switch」は、メカニカルスイッチの中でも作動点が1.4mmと最も速い。従来のCHERRY MX採用モデルと比較すると約30%の高速化に成功。FPSなどのキー入力速度にこだわるゲームにおいて真価を発揮するスイッチとなる。
また、特殊なハウジングによりスイッチが横へグラつくのを防止し、安定した正確な入力を実現。さらにスイッチON/OFF時のチャタリング※を減少させ、スイッチの誤接触を防いでくれる。
※チャタリングとは、キー押したときに電気接点がうまく噛み合わなくON/OFFを高速で切り替え続けること
キー入力が速く、ミスも抑えるROCCAT独自のスイッチとなる。
■日本語配列はリニアスイッチのみ
今回紹介する日本語配列はリニア(赤軸)のみであり、タクタイル(茶軸)の展開はなし。リニアの方が、キー入力が速くクリック感はほとんどない。タイピングのカタカタ音もなく静かに入力したい人向け。FPSゲームで好まれるスイッチである。
タクタイルは、若干のクリック感を残しつつ、入力速度も優れているスイッチタイプ。赤軸と青軸の中間であり、初心者でも扱いやすいという特徴がある。もしタクタイル版が欲しければ英語配列のモデルを購入するしかない。
■透明なハウジングにより映えるライティング
先程紹介したTitan Switchのハウジング部分は透明になっており、AIMOのライティングがより映える仕様。1680万色も表現できるLEDによりバラエティに富んだ演出が可能。
マウスやヘッドセットなど他のAIMO対応デバイスと接続するとライティングが変化し、ユーザー側でパターンを設定しなくても美しく輝くようになっている。
■耐久性の高いトッププレート
強化アルマイト※のトッププレートがキーを支え構造的に繋がりを強めて耐久性を高めている。Titan Switchの防塵性を高める役割も果たしている。
※アルマイトとは、人工的にアルミニウム表面に分厚い酸化アルミニウム皮膜を作ることで、耐食・耐摩耗性を向上させる処理。
■取り外し可能なパームレスト
快適さをトコトン重視し、取り外し可能なパームレストを搭載している。キーボード自体がロープロファイル(低い)でありパームレストとの相性は抜群。
VULCAN 121 AIMO スペック
製品名 | ROCCAT VULCAN 121 AIMO |
キースイッチ 作動点 | リニア:1.4mm |
スイッチ トラベルディスタンス | 3.6mm |
配列 | フルサイズ 日本語配列 |
ケーブル | 1.8m |
ポーリングレート | 1,000Hz |
ライティング | 1680万色LED |
発売日 | 2020年9月3日 |
価格 | 16,980円(税込) |
ROCCATとは?
2007年にドイツのハンブルクで設立されたROCCAT(ロキャット)は、世界で愛用されているゲーミングデバイスを設計しています。ドイツのイノベーション力、ディティール愛、そしてゲームに対する真の情熱の融合。それらがROCCATの製品を全く特別なものにしています
https://ja.roccat.org/