Razerからテンキーレスのゲーミングキーボード「BlackWidow V3 Tenkeyless」を発表。発売日は2020年8月31日、価格は12,980円(税込)となる。Razer独自の緑軸搭載でタクタイル感のある高精度なスイッチが特徴的。マウスの操作スペースを確保できるテンキーレスは、ゲーマー向けキーボードとなる。
Razer Synapse対応のライティングなど、ゲーミングキーボードにならではの出来となっている。それでは細かく仕様を見ていこう。
Razer独自の緑軸スイッチ
「カチッ」という音が特徴的な緑軸スイッチを採用し、入力時の触覚フィードバックを感じられる仕様。このタクタイル感がクセになり、緑軸を愛用する人も多い。
同じタクタイル感を味わえるCHERRY MX 青軸の場合、作動点が2.2mmと高く、キーを押してからゲームに反映されるまでに時間がかる。
この問題点を解決したのがRazer独自の緑軸となる。作動点が1.9mmと短く、即座にゲームに反映される。さらに、キーのリセット時間(再度入力できるまでの時間)が、CHERRY MXの半分となる。反応速度が大事になるFPS等のゲームに向いているスイッチとなる。8000万回の耐久性を持ち、チャタリングが起きにくいのも評価が高い。
スイッチを押したときの感覚は素晴らしく、しっかり押したと感じられ操作ミスを抑えられる。よく操作ミスをしてしまう方は一度使ってみてはいかがだろうか。
欠点は「カチッ」という音の大きさであり、私も使用したことがあるが「かなりうるさい」と感じることも…。特に、足音等を気にするゲームでは、自分のキーボード音でかき消される。密閉型のヘッドセットでの遮音は必須となる。
テンキーレスという絶妙な大きさ
机が狭かったり、ミドルサイズのマウスパッドを置きたい人は、フルサイズキーボードよりテンキーレスがおすすめ。エクセル等の作業が少なく数字を頻繁に打たない方は正直テンキー部分は必要ない。テンキーレスならファンクションキーや十字キーといった頻繁に使うキーもあり、ちょっとした事務作業でも問題なく行える。
Razer Chroma RGB対応
他のRazer製デバイスと一致させたり、モニターに表示される色と同期させるなどカスタマイズ性に特化した1680万色のRGBライティング。他にも10種類以上のライティングが設定可能であり、気分やゲームに合わせると集中力も上がる。
アルミ製トッププレート
キースイッチ以外にも注目ポイントがあり、トッププレートはアルミ製のマット仕上げとなる。アルミ製のため打鍵の衝撃にも耐えられる。また、マット加工で高級感を出し、所有欲を満たしてくれる外観となる。
キーキャップ仕様について
日本語配列と英語配列でキーキャップに違いがある。日本語配列はABSキーキャップ、英語配列はテクスチャ加工のABSキーキャップとなる。購入時はご注意を。
スペック
製品名 | BlackWidow V3 Tenkeyless |
接続 | 有線 |
スイッチ |
スイッチ軸:Razer Green(緑軸) |
レイアウト | テンキーレス |
配列 |
日本語配列 |
レポートレート | 1000Hz |
発売日 | 2020年8月31日 |
価格 | 12,980円(税込) |