ゲーミングマウス・キーボードの操作をより高速に応答させるため、レポートレートが高い製品が発表されています。製品数自体は少ないですが、魅力的なものが多いので、購入の参考になれば幸いです。
レポートレートとは?
別名ポーリングレートとも呼ばれており、デバイスからPCへの送信頻度を示します。従来品は1000Hz(1ms)の頻度でマウスやキーボードの操作情報を送信していました。
1000Hzでも高速ですが、最近では4000Hzや8000Hzの製品も登場しています。FPSで滑らかなエイム操作をしたい方、キャラコンをより精密に行いたい方はレポートレートも気にするべきです。
これだけ頻繁に操作情報が送られるため、PCへの負荷も大きくなります。低スペックPCだけど、マウスやキーボードは良いのを使いたいなと考えている人は要注意です。
ゲーミングマウス
■Razer Viper 8kHz
世の中のマウスやキーボードを見ても、おそらく一番高速応答なのがレポートレート8000Hzに対応した「Viper 8kHz」です。従来機と比較し、毎秒最大8倍のデータを送信しており入力遅延が1msから0.125msに短縮しています。
他にも20,000DPIの光学センサーや8個のプログラム可能ボタンを搭載し、71gの軽量仕様になっています。
左右対称形状なので万人に合う握りやすさを実現。かぶせ持ちや掴み持ちでも問題なく使えます。
その他特徴やスペックはこちらの記事で確認できます。
Razerからゲームへの応答性を極限まで高めたゲーミングマウス「Viper 8KHz」を発表。発売日は1月28日、価格は79.99ドルとなります。詳しくは国内向けの発表があり次第追記していきます。国内向けの発売日は2月12日、価格は9[…]
ゲーミングキーボード
■CORSAIR K100 RGB
K100 RGBに搭載される「AXON Hyper-Processing Technology」により、キースキャン※とレポートレートが4000Hzなので高速なキー入力が可能になります。
※キースキャン:キーの入力検出頻度
キースイッチは2種類から選ぶことができ、「CHRRY銀軸」と「CORSAIR OPX Switch」から選べます。どちらも高速入力に特化したタイプであり、作動点が短くゲーム用に特化したモデルと言えます。
また、マグネット脱着式のパームレストが付属するので、長時間ゲームでも手首が疲れにくくなります。現状、キーボードとパームレストともにフルサイズモデルのみとなります。
その他特徴やスペックはこちらの記事で確認できます。
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まとめ
レポートレートが高い製品は、まだまだこれから増えていくと予想されます(増えてきらた本記事にドンドン追加していきます)。
APEXやFortniteなど昨今のFPS,TPSに伴い、高速応答のマウスやキーボードの需要は高いです。実力が拮抗しているため、ゲーミングデバイスで差をつけることも重要になってきます。