”ふもっふのおみせ”が「VARMILO静電容量式メカニカルスイッチV2」の取扱いを開始した。今までのメカニカルキーボードと異なり、静電容量式とメカニカルスイッチの利点を組み合わせており、打鍵感・長寿命・信頼性の面で優れた性能を誇っている。現在在庫切れで購入はできない。購入可能時は本サイトでも情報提供していく。

本記事では静電容量式メカニカルスイッチV2の特徴やスイッチの種類について紹介していく。
スイッチの特徴
メカニカルスイッチは、機械的な接触によりスイッチのON/OFFが切り替わるため、摩耗によって故障や不具合などが発生する。

静電容量式スイッチは、電極同士の機械的な接触が無く、信頼性や長寿命の面で優れているが高級なキーボードに採用され安価での提供が難しい。また、バネの種類が決まっており打鍵感を選べない。
そこで開発されたのが「VARMILO静電容量式メカニカルスイッチV2」である。

本スイッチは、静電容量式のバネを使用せずに非接触のスイッチ構造を開発している。これにより、機械的な接触が不要で信頼性や長寿命化は勿論のこと、スイッチの打鍵感も4種類から選ぶことができる。
これこそ静電容量式とメカニカルの良いとこ取りのスイッチである。
4種類の打鍵感から選べる

メカニカルキーボードを所持している人にはわかるが、打鍵感には人それぞれの思い入れがある。そのため、現在開発中のスイッチも含めて4種類を紹介する。
■VARMILO Daisy軸

- スイッチタイプ:リニア
- 押下圧:35g±10g
- 作動点:2mm
Cherry MX RedやSpeed Silverよりも軽い、最軽量の静電容量式スイッチ。FPSゲームなどで入力の速さを重視したい方はこちらの軸がおすすめ。軽い力で押せるため、腕や肩への負担も減らしてくれる。
■VARMILO Sakura軸

- スイッチタイプ:リニア
- 押下圧:45g±10g
- 作動点:2mm
Cherry MX RedやSpeed Silverに近く、軽量な静電容量式スイッチ。Daisy軸よりも適度なタイピング感を求めるユーザーに向いている。スイッチに触れただけでON/OFFすることがなく、癖のない軸となる。オフィスでの入力作業等におすすめしたい。
■VARMILO Rose軸

- スイッチタイプ:リニア
- 押下圧:55g±10g
- 作動点:2mm
Cherry MX RedやSpeed Silverより重い静電容量式スイッチ。Daisy,Sakura軸と違い、キースイッチからのフィードバックがあり打鍵感の満足度が高い。作動点が結構下の方にあるため、しっかり打たないと反応しない場面がある。
■VARMILO Green軸(開発中)

4種類の中で唯一のタクタイルスイッチで、青軸のような「カチッ」という音がでるのが特徴。打っている感覚を一番味わいたい人向け。FPSなどの応答速度を求める人は上3つから選んだ方がよい。
5種類のデザイン

ふもっふのおみせでは、5種類のデザインで取り扱う予定。以下リンクからアクセス可能。8/11現在はCherry MX軸しか取扱いがないので、入荷した際に本サイトで情報提供していく。
トライアルキットも販売中

触りもせずにいきなり購入するのをためらっている方は、以下からトライアルキットを購入してみてはいかがだろうか。送料別だが100円で試せるのは嬉しい。ちなみにGreen軸は含まれないのでご注意を。
→https://www.fumo-shop.com/varmilo-switch-trial-kit.html
VARMILOについて

「VARMILO」は中国のShenZhen ZhiHaiHe Tech Co.Ltd(深セン市志海和科技有限公司)のPC周辺機器ブランドです。
2012年にVARMILOとしてブランドが設立され、キーボードのカスタマイズからビジネスが始まり、
現在では、専門のR&D、設計、生産、マーケティング、セールスチームを擁するハイエンドのメカニカルメーカーとなりました。
キーボード本体の構造・生産、キーキャップの製造の最先端の技術を備えたVARMILOのスローガンは「キーボードアーティスト」であり、これがVARMILOのメカニカルキーボードの特徴です。
VARMILOは新しい機能の開発にだけ焦点を合わせているだけではなく、キーボードのアーティストとして、メカニカルキーボードの芸術作品化を目指しています。
http://www.varmilo.com/