
HyperXからAlloy Elite RGBモデルの改良モデルである「Alloy Elite 2」を発表。2020年7月27日発売で価格は16980円(税込)。キーキャップの下部分が半透明(プディングキートップ)のためライティングによる輝きが強調され所有欲も満たされるゲーミングキーボード。ゲームから動画編集や映画鑑賞まで全てを満たす機能を紹介していく。
Hyper Alloy Elite 2 特徴
- プディングキートップによる輝き
- メカニカルスイッチの速度と応答性の良バランス
- 強固なスチールフレーム
- 専用ソフトによるカスタマイズ
- USB2.0パススルー
■プディングキートップによる輝き

このキーボードの最大の特徴と言っていい「プディングキートップ」によるライディングは必見!キートップの下半分が半透明となっており、ライティング効果が何倍にも増しているかのよう。

実はHyperXではキートップのみを販売しており「Double Shot PBT Keycaps」という製品名。ただ、Alloy Elite 2とは素材が異なる。Alloy Elite 2は’つるつる’であり指紋汚れが少し目立ちやすい。Double Shot PBT Keycapsは’ざらざら‘で滑りやすい。好みが分かれそうである。
このDouble Shot PBT Keycapsは約4500円なので、類似製品が標準装備のAlloy Elite 2がお手頃ということがよく分かる。
■メカニカルスイッチの速度と応答性の良バランス

従来機の「Alloy Elite RGB」ではCherry MX 赤軸を採用していたが、「Alloy Elite 2」ではHyperX Redリニアメカニカルに変更されている。大きな特徴は入力反応距離が2.0→1.8mmとなり入力がより速くなったこと。これ以上反応距離を速くすると誤入力が増える恐れがあり、非常にバランスの良いスイッチである。耐久回数も改善しており、5000万→8000万回に増加している。
また、ライティングをより明るく発光させるためにLED部分が露出している。プディングキートップとの相性もバッチリである。
■強固なスチールフレーム

スチールフレームを採用し耐久性は勿論優れているが、激しい入力をしてもズレにくい。その分重くなり携帯性は悪い。もともとフルサイズキーボードで持ち運ぶことを前提にしていなくウィークポイントにはならない。
■専用ソフトによるカスタマイズ

HyperX:NGENUITYをPCにインストールし、様々なカスタマイズを行える。ライティングのカスタムでは7つのLEDプリセットから選べ、色・速度・不透明度などを細かく設定できる。
キーカスタムでは、以下のことができる。
- マクロ(複数の操作を必要に応じて呼び出せる機能)
- 特定キーへの再割り当て
- マウスの特定クリックへの割り当て
- マルチメディア(再生/停止などのメディアコントロール)
- Windowsのショートカット
- 特定キーの無効化
ゲームだけでなく仕事や動画視聴などオールマイティに活躍するキーボードとなっている。
■USB2.0パススルー

キーボードにUSB2.0があり、有線マウスを繋げたりワイヤレスレシーバーを挿したりと活用方法は様々。もちろんスマホ充電でもよい。
Hyper Alloy Elite 2 スペック
製品名 | HyperX Alloy Elite 2 |
タイプ | フルサイズキーボード |
キースイッチ | HyperX Redリニアメカニカル |
作動点 | 45g |
入力反応距離 | 1.8mm |
キーレイアウト | 英語 |
重量 | 1530g |
サイズ W×D×H | 444.0×174.0×37.4mm |
ケーブル | 取り外し不可 1.8m |
テンキー | 有 |
インターフェース | USB |
バックライト | 有 |
耐久性 | 8000万回 |
保証 | 2年間 |
発売日 | 2020年7月27日 |
価格 | 16,980円(税込) |
まとめ
ゲーミングというだけあり、RGBライティングに相当力を入れている印象です。約17,000円の製品に4500円相当のプディングキートップを採用しており、高コスパなキーボードとなっています。もちろんキーボードとしても高性能であり、新しく採用したHyperX Redリニアスイッチによる高速な入力は、FPSなどで活躍すること間違いなしです。
また、フルサイズキーボードのためゲームだけでなく仕事などでも使えるのは評価が高いです。仕事とゲームでわざわざキーボードを交換しなくていいのは嬉しい仕様です。