CorsairからCherry VIOLAスイッチ採用のゲーミングキーボード「K60 RGB PRO SE」を発表。発売日は1月23日、価格は15,000円前後となります。
日本語配列のフルサイズキーボードとなっており、全長441mmと非常に大きいです。つや消しアルミニウムフレームを相まって高級感かつ存在感があります。本製品は、以前紹介したCorsair K60のバリエーション違いとなります。
K60 RGB PRO SE 特徴
- Cherry VIOLAキースイッチ
- PBTダブルショットキーキャップ
- 複数キーを同時押しでも正確に反応
- 取外し可能なパームレスト
■Cherry VIOLAキースイッチ
メカニカルキースイッチの業界標準であるCherry製の新しいスイッチである「VIOLA」を採用しています。MXシリーズの赤軸・茶軸に似た性能となっています。正確な入力と高耐久を実現しつつコストを抑えたモデルです。
キースイッチ | 作動点 | キーストローク | 押下げ圧 | タクタイル感 |
Cherry VIOLA |
2.0mm | 4.0mm | 45g | なし |
Cherry Speed(銀軸) |
1.2mm | 3.4mm | 45g | なし |
ロープロファイルや銀軸ほど高速入力に対応していないものの、2段階の押下げ圧をもつクロスリニアタイプとなります。タクタイル感はなく、リニアに近い押し心地です。
Cherry Speed(銀軸)は作動点やキーストロークが短い反面、少しの力で反応します。使ってみると好みが分かれるため、そこまで高速入力にこだわらないのであればVIOLAスイッチがオススメです。
MXスイッチ同様、サプライヤーも含めてドイツで製造されているため、製品の信頼性も問題ないと考えます。ホットスワップが可能であり、もし故障しても数秒で新しいスイッチと交換できます。
■PBTダブルショットキーキャップ
1.5mm厚のPBT素材ダブルショットキーキャップを採用しています。摩耗や変色に強い特徴があり、FPSのように激しいキー操作でも安定したキー入力を実現します。
また、印字部分が透けているのでRGBライティングが映えます。ちょっと部屋を暗くしてゲームするといい雰囲気を醸し出してくれます。
■複数キーを同時押しでも正確に反応
日本語配列フルサイズの108キーすべてにNキーロールオーバー、100%アンチゴースト機能に対応しています。
レポートレート1000Hzのため、複数キーの同時押しや連続入力を正確な順序で認識でき、確実な信号伝達を可能にしています。
■取外し可能なパームレスト
ソフトタイプのパームレストが標準で付属しています。取外し可能なタイプなので、ゲーム中は外して、作業中は付けるといった使い方も可能です。
長時間使っていると手首が疲れるため、パームレストはできるだけ使った方がいいです(経験談)。このレベルのパームレストは本来なら別売りされます…。非常にお得です。
K60 RGB PRO SE スペック
製品名 | Corsair K60 RGB PRO SE |
キーサイズ | フルサイズ |
キー配列 | 108キー 日本語配列 |
キースイッチ | Cherry VIOLA |
バックライト | RGB |
レポートレート | 1000Hz |
サイズ | 441×137×37mm |
重量 | 920g |
カラー | ブラック |
発売日 | 1月23日 |
価格 | 15,000円前後 |