
Razerから「BlackShark V2」「BlackShark V2X」の2製品を発表。オーディオ、マイク、遮音性全てに特徴を備えたeスポーツ向けヘッドセット。価格について、BlackShark V2は12,488円、BlackShark V2Xは7,599円。V2Xの方が廉価版なのでご注意ください。V2とV2Xの違いは主に音声にあり、フレンドと連携を取るゲームをする方は、是非V2を手に取ってみてはいかがでしょうか。
海外公式サイトでは注文可能だが、日本では未発売なので発表され次第お伝えしていきます。絶賛発売中です!
TRIFORCE 50mmドライバー採用

高・中・低音をそれぞれを調整できる「TRIFORCE 50mmドライバー」により自分好みの設定が可能。FPSで足音を聞きたい、BGMを楽しみたいなど、ゲーマーの要望を叶えることができるヘッドセット。
また、Razer BlackShark V2はチタンコードのダイヤフラムを備えており、相手の音声を明瞭に聴けるといった特徴も持っている。
密閉型でノイズキャンセリング

耳を完全に覆う密閉型イヤーカップにより、周りの声だけでなく、服が擦れる音などのノイズを遮断可能。ノイズ有無でゲーム成績は劇的に変わってくる。足音などで状況判断の質が上がるだけでなく、集中力も研ぎ澄まされ、ストレス軽減にもつながる。長時間プレイにもおすすめのヘッドセットと言える。
FLOWKNIT製のイヤークッション

このイヤークッションの一番の特徴は、通気性の優れた素材で熱の蓄積を最小限に抑えること。加えて軽量であること。

また、ソフトなクッションを採用し、ヘッドセットの締め付け力を大幅に軽減している。側圧が強いヘッドセットは本当に頭が痛くなりゲームどころではなくなってくる。都内の家電量販店ではゲーム用のヘッドセットが置かれているので、装着したときの締め付け具合を確認したほうが良い。
私も長時間プレイによる締め付け弱さを早く試してみたい。
ノイズキャンセリングマイク搭載

ヘッドホンだけでなくマイクもこだわっているBlackShark V2。単一指向性のため、自分の声をしっかりと集音してくれる。また、ノイズキャンセリングで無駄な音を省き、相手に不快な音を伝えない。
USBサウンドカードを備えており、「Razer Synapse」(PCで無料インストール可能なソフト)でマイクブーストだけでなく、ボイスゲート、ボリューム、マイクイコライザー、ノイズリダクションなどを複数機能で調整でき、音声出力をの質を向上してくれる優れ物。
V2とV2Xの違い
V2 V2X
この記事の最後にスペック一覧を記載するが、大きな違いは以下の通り。
- V2のみチタンコード採用で聞こえる音がクリア
- V2のみUSBサウンドカード搭載で伝える音声がクリア
- V2のみマイクの取り外しが可能
- V2は柔軟性のあるケーブルを採用
- イヤーカップ内径の大きさ
- V2XはV2より22g軽量
こう見るとマイクや音声部分で差を出している印象。最近はフレンドと連携を取るゲームが主流のため、是非ともV2を選んで欲しいところ。値段も5,000円程度しか変わらなく、1本くらいゲームを我慢すれば、より良いヘッドセットを入手できる。
Razer BlackShar V2 / V2 Xスペック

製品名 | BlackShar V2 | BlackShar V2X |
ヘッドホン | ||
ドライバー | TRIFORCEチタン 50mmドライバー | TRIFORCE 50mmドライバー |
周波数帯域 | 12~28,000Hz | 12~28,000Hz |
インピーダンス | 32Ω | 32Ω |
感度 | 100dBSPL/mQ | 100dBSPL/mQ |
イヤーカップ内径 | 65×40mm | 63×43mm |
接続タイプ | 3.5mm | アナログ3.5mm |
ケーブル長 | 1.8m | 1.3m |
重量 | 262g | 240g |
マイク | ||
周波数帯域 | 100~10,000Hz | 100~10,000Hz |
S/N比 | 60dB | 60dB |
感度 | -42dB V/Pa | -42dB V/Pa |
集音パターン | 単一指向性 | 単一指向性 |
発売日 | 未定 | 未定 |
価格 | 12,488円 | 7,599円 |