手持ちのヘッドホンやヘッドセットでVirtual7.1chサラウンドが楽しめる「ヘッドスタンド」が登場。発売元はプリンストンであり、ゲーミングブランドULTRA PLUSから2020年7月21日に発売されます。価格は4,480円(税込)と非常に安価。

UP-HSSD特徴
- Virtual7.1chが安価で楽しめる
- 入力I/Fが豊富
- 専用ソフトでサウンドをカスタマイズ
- LEDイルミネーション搭載
今まであったようで無かった製品。手持ちのヘッドホンが7.1chになるだけでなく、ゲーミング特有のイルミネーションもあり、ヘッドホンを掛けられるスタンドも一体になっている。これだけ機能が豊富で4,480円は魅力的。
Virtual7.1chサラウンド

文字通りバーチャルなので足音や銃声の位置を疑似的に再現してくれます。7.1chサラウンドというのはスピーカーが前後左右に4本、センターに1本、さらに後方に2本、そして重低音用サブウーファーをセットした立体音響環境です。
これをUP-HSSDを介してヘッドセット(ヘッドホン)内に疑似的に再現しています。この再現方法はメーカーによって異なるので試音して違いを確かめる方が良い。
家にそんなスピーカーを置くお金もスペースもない。だけど、FPS等のゲームで没入感を得たい。そんな方にはおすすめです。
専用ソフトでサウンドをカスタマイズ

ソフトをインストールする必要あり。起動するとEQ、効果、マイク、Virtual7.1の詳細設定ができる。ゲームごとにサウンドをカスタマイズできプロファイルに保存すれば、ApexやFortniteで設定を分けられる。これは便利。
入力I/Fが豊富


一見ただのヘッドセットスタンドかと思いきや以下のインターフェースを用意。ヘッドセットだけでなく、ヘッドホンでもVirtual7.1chが楽しめ、マイク接続でフレンドとの会話も可能。また、USBポートでスマホの充電もできる。地味に便利。
- USB3.0 Type-A
- ヘッドセット端子(4極アナログ3.5mm ミニ)
- ヘッドホン端子(3極アナログ3.5mm ミニ)
- マイク端子(2極アナログ 3.5mm ミニ)
LEDイルミネーション

ゲーミングというだけあってLEDイルミネーションが搭載されている。これがあるだけでゲームへの没入感が違う()。タッチセンサーで色などを変えられ気分転換にもなる。部屋を暗くしてゲームしている人は、マウスやキーボードだけでなくヘッドセットスタンドも光らせてみては。
Corsair「ST100 RGB」との違い
類似製品にCorsairの「ST100 RGB」がありますが違いを簡単に紹介。ST100 RGBの価格は約9,000円と高価だが、重量が900gと重く、底面にズレ防止のラバーが装備しており倒れることなく安定。
逆に本製品の「UP-HSSD」は約4500円と安価で重量が325gと軽い。軽さはメリット・デメリットどちらにも成りうるため購入時に検討したほうが良い。
ちなみにどちらの製品も「Virtual7.1ch」「LEDイルミネーション」「ヘッドセットスタンド」が共通の機能となる。
UP-HSSDスペック
製品名 | UP-HSSD |
サイズ (W×D×H) | 118×132×248mm |
電源 | UBSバスパワー |
ケーブル長 | 1.5m |
重量 | 325g |
対応OS | Windows 8.1以上 |
入出力I/F | ・USB3.0×2 (Type-A) ・ヘッドセット端子 ・ヘッドホン端子 ・マイク端子 |
発売日 | 2020年7月21日 |
価格 | 4,480円(税込) |
まとめ
Virtualだが7.1chサラウンドを安価で楽しめ、ヘッドセットスタンドまで付いて4480円は非常にコスパが高い。PCのみ対応のため、PS4で使えないのがちょっと残念…。ただ単にヘッドセットスタンドを購入するより本製品の方が色々と付加価値があり、目や耳で楽しめる製品となっている。