EPOS | SENNHEISERから大人気ヘッドセットのホワイト版「GSP601」を発表。価格は28,800円。従来機のGSP600から性能は変わらなく、爽やかなホワイトの展開となる。
私自身もGSP600とGSX1200の組み合わせでFPSゲームをプレイすることが多く、優れた定位感やマイク性能の良さなど、お世話になることが多い。GSP601は、大きいながらもホワイトによる上品さも兼ね備えており女性でも付けやすい出来となる。
EPOS GSP601 特徴
- ホワイトの上品な出来
- 有線かつ密閉型の安心感
- 定位感はヘッドセットNo.1
- 長時間プレイでも快適な側圧
■ホワイトの上品な出来
GSP600のブラックとレッドの男心を魅了するカラーリングとは異なり、GSP601はスライダーとアーム部分のホワイトが上品さを演出している。また、マイクと有線ケーブル部分には差し色としてゴールドを採用している。
GSP600がゴツく敬遠したいた方や、ゲーミング環境(デスクやキーボード、マウスなど)をホワイトで統一している方におすすめしたい。
また、イヤーパッドやヘッドバンド部分は従来通りのブラックなので白過ぎずバランスもよい。
■有線かつ密閉型の安心感
ワイヤレス性能は年々進化を遂げ、EPOSの最上位モデル「GSP670」もワイヤレスになっている。しかし、ワイヤレスが出始めた製品を使っていた人は、その不安定さも覚えている。接続が切れたり、音途切れしたりとゲームに集中できない場面が多々あった。そういう方には有線は安心する。(GSP600で接続切れ等は無いが、今後確実に無いとは言えない)
GSP601は密閉型ヘッドセットのため、音が外に漏れる心配がない。これが結構重要で夜中に銃撃音が漏れると家族から怒られることもしばしば…。また、人間工学に基づくイヤーパッドはパッシブノイズ低減効果も優れている。
ただ、開放型と異なりイヤーパッドの中が蒸れやすく、定期的にヘッドセットを外して乾燥させることを忘れずに。(熱がこもりにくい素材を使用しているが、やっぱり熱く蒸れやすい印象…)
■定位感はヘッドセットNo.1
FPS向けのヘッドセットとして、人気の理由は定位感の良さにある。敵の足音の位置や距離感が手に取るようにわかる。FPS・TPSゲームにおいて足音は非常に重要であり、ゲームに本気な方に使って頂きたい。
本製品だけでも定位感を味わえるが、同社のヘッドセットアンプのGSXシリーズと組み合わせると定位感や音質がより向上する。特にGSX1200 PROは、7.1chサラウンドの圧倒的な音響によりゲームだけでなく音楽や映画でも活躍する。
おすすめはGSX1200ですが、最近発売されたGSX300も安価ながら定位感と音質を向上してくれる優れものである。音楽を聴く際にもパワフルな低音を再現してくれ、ゲーム目的以外にも役立つ製品。
※定位感:音像の配置関係が左右以外にも遠近方向に渡って表現される情況を指す
■長時間プレイでも快適な側圧
長時間の快適性も本製品のコンセプトであり、イヤーパッドに厚型の形状記憶素材を使用することでユーザーの耳に気持ちよくフィットする。ヘッドバンドは頭の大きさの違いに配慮し、接触圧を自動で調整するため、側圧が強すぎて頭が痛くなるということが少ない。
長時間プレイでもヘッドセットがズレなく、集中してプレイするときに重宝する。
その他
マイクにも拘っており、ノイズキャンセリング機能搭載で、相手側にクリアな音声を届けられる。最近のFPSはコミュニケーションが重要なため、この機能は他社も見習ってほしい。また、マイクアームを上げるだけでミュートにでき、イヤーカップ内蔵のホイールで簡単に音量調節が可能。ゲーマー視点のマイクとなっている。
様々なプラットフォームとの互換性があり、PS4だけでなくPC,XBOX One,Switchでも問題なく使うことが可能。機器毎にヘッドセットを分けなくてよい。
EPOS GSP 601 スペック
製品名 | EPOS GSP 601 |
ヘッドホン部分 | |
周波数帯域 | 10~30,000Hz |
インピーダンス | 28Ω |
感度 | 112dB |
マイク部分 | |
周波数帯域 | 10~18,000Hz |
ピックアップパターン | Bi-Directional ECM |
感度 | 47dBV/PA |
接続 | 有線 |
その他 | |
サイズ | 80×190×165mm |
重量 | 395g |
ケーブル長 | 2.5m |
保証期間 | 2年 |
発売日 | 未定 |
価格 | 28,800円 |